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コマーシャルフォト2022年4月号Capture One Pro特集のレビュー

コマーシャルフォト2022年4月号Capture One Pro特集のレビュー レタッチ全般

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コマーシャルフォト2022年4月号でCapture One Proの特集が組まれていました。

コマーシャルフォトは1960年から玄光社さんが発行している広告写真誌です。

コマーシャルフォトでは二号にわたってCapture One Pro完全攻略ガイドという特集が組まれています。

前の号では「基礎編」、今号では「実践篇」として博報堂プロダクツさんフォトクリエイティブ事業本部の中で、Capture One Proがどのように使われているのかのレポート記事が掲載されています。

今回はこちらのコマーシャルフォト4月号のレビュー記事です。

Capture One Proはプロユースの現像アプリケーションです。豊富な色調補正機能が搭載されており、細かいところまでこだわった現像ができるのが特徴です。

今号の内容

今号の主な内容は以下です。

  • 【特集】Capture One Pro 完全攻略ガイド  実践篇
  • 【広告特集】JR東海「会うって、特別だったんだ。」
  • 【別冊付録】CM・映像 キャメラマン&ライトマンファイル2022

レビュー

Capture One Pro 完全攻略ガイド 実践篇

特集がCapture One Pro 完全攻略ガイド 実践篇ということで、Raw現像にフォーカスされた内容だったのですが、博報堂プロダクツのレタッチャーさんのインタビューもあったので、別の環境でレタッチをされている方はどのように作業されているのかという参考になりました。

Capture Oneを使うときに「バリアント機能」を使うことがよくあるのですが、Capture Oneの中で「調整レイヤー」は使うことは私はなかったので、調整レイヤーを重ねる手法はおもしろいなと思いました。

バリアント機能というのは一つのRawデータに対して複数のバリエーションを作っておいて、書き出しを別々に行っておくことです。

記事内で書かれているように、レタッチャーがRawデータを調整することが求められるケースも増えてきているように思います。

テザー撮影に強いCapture Oneが広告撮影の現場で使われることも多いため、レタッチの仕事の中でCapture Oneでデータをいただくことも多いです。Capture Oneをより深く勉強しておくことが必要だと感じました。

広告特集はJR東海「会うって、特別だったんだ。」

広告特集はJR東海「会うって、特別だったんだ。」が取り上げられています。

コロナ下におけるメッセージ性の高い早坂尚樹さんのコピーと、強さが際立つ瀧本幹也さんの写真で、この広告が作られていく過程やそこに込められている意図も話されていて、「深津絵里さんを新幹線の化身として撮ろうと思った」話などとても興味深いインタビューとなっています。

また別冊付録として、 CM・映像 キャメラマン&ライトマンファイル2022も付属しており、実写映像制作現場のデータ収集にも役立つ一冊になっています。(付録合わせると二冊です。)

レタッチ、レタッチャーについてはこちらの記事もご参考ください。

レタッチ関係の情報についてはこちらのページにまとめています。ぜひご覧ください。

レタッチ全般
レタッチに関する情報をお知らせします。

 

この記事を書いた人

Photoshopと画像・動画アプリケーション情報を発信。
美術大学時代に絵画を専攻。独学でPhotoshopを学び、レタッチカンパニー数社を経て現在はCG・動画アーティスト。Adobe Japan Prerelease Adviser。
Mdn「デザインのネタ帳 プロ並みに使える写真加工 Photoshop」共著。

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