Photoshopのフィルターメニューにある、「フィルターギャラリー」がグレーアウトしていて使えないことがあります。
「フィルターギャラリー」がグレーアウトしている場合、次の操作で直ることが多いです。
- 画像のカラーモードをRGBモードに
- 画像のビット数を8bit/チャンネルに
- レイヤーのロックを解除
上記3つを確認することでフィルターギャラリーが使えるようになります。以下で詳細を説明します。
Photoshopのフィルターギャラリーが使えない原因
Photoshopのフィルターギャラリーが使えない原因として、挙げられるのは以下の要因です。
このような状態のとき、フィルターギャラリーを使うことができません。
具体的な解決方法は以下で解説します。
Photoshopのフィルターギャラリーを使うための解決方法
【解決方法 1】カラーモードを「RGBカラー」に
「イメージ」メニューから「モード」→「RGBカラー」を選ぶことで、画像のカラーモードをRGBカラーに変換することができます。
- RGBカラー
モニタ表示の画像に使われるカラーモードです。 - CMYKカラー
印刷用途の画像に使われるカラーモードです。
【解決方法 2】ビット数を「8bit/チャンネル」に
「イメージ」メニューから「モード」→「8bit/チャンネル」を選ぶことで、画像のビット数を8bit/チャンネルに変換することができます。
- 8bit/チャンネル
RGB各チャンネル256階調の情報を持つ画像です。Photoshopで標準的に扱われるビット数です。 - 16bit/チャンネル
RGB各チャンネル65,536階調の情報を持つ画像です。より階調を保持すべき状況で使われます。 - 32bit/チャンネル
RGB各チャンネル約43億階調の情報を持つ画像です。主に3DCGに使われています。
【解決方法 3】レイヤーのロックを解除
レイヤーパネルが表示されていない場合は「ウィンドウ」→「レイヤー」でレイヤーパネルを表示させます。
レイヤーパネルでレイヤー横にロックアイコンが表示されている場合、レイヤーがロックされています。「ロック:」横のロックアイコンをクリックして、ロックを解除できます。
まとめ
フィルターギャラリー以外にも、RGBカラーや8bit/チャンネルでないと使えないフィルターが時々あります。
Photoshopの作業は可能な限り、RGBカラーや8bit/チャンネルで作業することをおすすめします。
印刷用データでCMYKデータでの作業が必要な場合も多々ありますが、RGBデータに一度変換して作業し、最後にCMYKデータに戻すワークフローもあります。
Photoshopのその他のトラブル情報についてはこちらにまとめています。
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