Topaz Labsでブラックフライデーセール開催中 12/2まで

Topaz Video AIで動画を高画質化【レビューと使い方】セール情報

Topaz Video AIで動画を高画質化【レビューと使い方】セール情報画像アプリケーション
スポンサーリンク

Topaz Video AIとは、アメリカ企業のTopaz LabsがリリースしているAI技術で動画を高画質化するPC用アプリケーションです。

Topaz Video AIの画面

今まで動画高画質化アプリケーションの定番であった「Topaz Video Ehnance AI」の後継アプリケーションとして、2022年10月20日新しく「Topaz Video AI v3.0」が発表されました

この記事ではTopaz Video AIの機能と使い方、また筆者が実際に購入して使用したレビューを紹介していきます。

Topaz Labsは「Video AI」だけではなく、「Photo AI」や「JPEGtoRAW AI」などAIを使った高画質化アプリケーション群が特徴です。

Topazでは2022年12月2日までブラックフライデーセール中です。
セール対象は以下のとおりです。

  • The Everything Bundle … Photo AI・Video AI・Denoise AI・Sharpen AI・Gigapixel AI の Topaz 全部入りセット
    $757.97→$279
  • Enhance Images … Photo AI・Denoise AI・Sharpen AI・Gigapixel AI の静止画セット
    $458.97→$159
  • Enhance Videos … Video AI 映像向け
    $299→$159

Topaz Video AIの機能

あらゆる映像を拡大して強化する
アーティファクトなしで8K解像度に拡大することで、古い映像を最新のレベルに引き上げます。高度にトレーニングされた AI モデルにより、すべてのフレームのディテールを強化および調整します。

Topaz Video AIの機能・あらゆる映像を拡大して強化する

高感度ノイズを除去してとてもクリアな出力
ビデオのディテールを復元しながら、ノイズとグレインを除去します。フレームごとのノイズ除去によって発生するちらつきや、その他の一時的なアーティファクトを最小限に抑えます。

Topaz Video AIの機能・高感度ノイズを除去してとてもクリアな出力

手ぶれした映像を完璧に安定させる
手持ちで撮影した映像の手ぶれを、従来のような極端なゆがみやトリミングをすることなく、簡単に補正することができます。

Topaz Video AIの機能・手ぶれした映像を完璧に安定させる

なめらかなスローモーションビデオを作成
あらゆる映像からなめらかなスローモーションを作成します。 Topaz Video AIは、動画のカクつきやモーションアーティファクトなしで新しいフレームを生成します。

Topaz Video AIの機能・シルクのようになめらかなスローモーションビデオ作成

デジタル世界向けのビデオのインターレース解除
ディープラーニングを使用して、画像の鮮明度を維持しながらインターレース動画をプログレッシブ動画に変換します。

Topaz Video AIの機能・デジタル世界向けのビデオのインターレース解除

完璧な品質でフレーム レートを変換
カメラでキャプチャされたフレームからなめらかにブレンドできる新しいフレームを生成し、よりスムーズかつより自然にフレームを補間します。

Topaz Video AIの機能・完璧な品質でフレーム レートを変換

旧Topaz Video Enhance AIとの違い

TopazのサイトではVideo AIの開発背景について、以下のように説明されています。

課題の多くは、映像が等倍速の画像として扱われていたことに起因しています。
そのため、フレームレートが変化する映像や、フレームが繰り返される映像、シーンが切り替わる映像などの処理に問題がありました。
そのため、手ぶれ補正やシーン検出など、複数のパスを必要とする新しいモデルや処理の開発に支障をきたしていました。こうした懸念に対応し、新機能の追加を可能にするために、コードベースを書き換えることにしました。

Topaz公式サイトより翻訳

新しく追加されたAIモデル

Stabilization model

新しいSrabilization(手ぶれ補正)モデルが不安定なカメラの動きに起因する手ぶれや、ぎくしゃくした動きを軽減します。

フレーム間のカメラの動きを推定し、カメラの動きがより滑らかに見えるように各フレームを変換します。

Apollo slow motion model

新しいスローモーションAIモデルであるApolloモデルは不規則な動きとモーションブラーを処理するようにトレーニングされています。

隣接する4つのフレームを考慮して、それらのフレーム間のオブジェクトの動きを推定します。これによりモデルは動きの非連続性を理解し、それに応じた中間フレームの補間ができます。

複数機能を組み合わせたレンダリング

新しいVideo AIでは、動画をスローモーション化しながら4K解像度に拡大する、など複数のAIモデルを組み合わせて動画を高画質化する設定ができるようになっています。

同時に複数のプレビューレンダリング・本番レンダリング

複数のプレビューレンダリングや本番レンダリングを同時進行でかけられるようになっています。「プレビュー2動画+本番1動画」など組み合わせも自由です。

Topaz Video AIの使い方とおすすめ設定

動画ファイルの読み込み

Video AI起動直後はこのような画面です。Topazのアカウントとパスワードを入力します。

Topaz Video AIの初期画面

アカウントを入力するとファイル選択画面になります。「Browse」をクリックするか動画素材を直接ウィンドウにドロップします。

Topaz Video AIの動画読み込み

動画素材が読み込まれました。

Topaz Video AIの操作画面

画面右側のパネルで処理内容を設定します。

右パネルの各種設定とAIモデル

PRESETS

ここで高精細化・スローモーションなど、どのような作業をするのかを選びます。

4x slow motion4倍のスローモーション
8x super slow motion8倍のスローモーション
Auto crop stabilization手ぶれ補正をしつつ自動で画角を調整
Convert to 60 fps60FPS動画に変換
Deinterlace footage and upscale to HDインターレースを解除しつつHDサイズまで拡大
Upscale to 4K動画を4Kサイズまで拡大
Upscale to 4K and convert to 60fps動画を4Kサイズまで拡大しつつ60FPSの動画に変換
Upscale to HD resolutionHDサイズの動画に変換

※ここを選んだだけでは表示される画像には変化が反映されません。

VIDEO

書き出しする動画の解像度とFPSを選択します。「Original」は元のまま、「Select Width and Height」で自由に設定することもできます。

Topaz Video AIの解像度とFPSの設定

FILTERS

ここで各機能のON/OFFが行えます。「PRESETS」で項目を選ぶことでひととおり設定されるので、「FILTERS」はさらに細かい設定を使用したいときに使用します。

Topaz Video AIのFILTERS設定
Stabilization手ぶれ補正
Frame Interpolationフレーム補間
Enhancement高精細化
Grainノイズを追加

Frame InterpolationEnhancementで選択できるAIモデルは以下のとおりです。

Frame Interpolationで選択できるAIモデル
AIモデル用途
Apollo隣接4フレームを考慮する新しいフレーム補間モデル
Chronos Fastスローモーション効果(速い動きに対応)
Chronosスローモーション効果
Enhancement(Progressive)で選択できるAIモデル
AIモデル用途
Proteus手動設定での標準モデル、詳細を手動で調整
Artemis自動設定での標準モデル、ノイズ除去・シャープ化
Gaia元々大きい(HD相当)のサイズの動画を拡大
Theia元動画に忠実に高精細化・ノイズ除去
Enhancement(Interraced)で選択できるAIモデル
AIモデル用途
Dione DVデジタル映像の非インターレース化
Dione TVアナログ映像の非インターレース化
Dione TV Dehaloアナログ映像の非インターレース化、光のにじみを軽減
Topaz Video Ehnance AIのインターレース解除
【参考】インターレース映像の非インターレース化の例

タイムラインの設定

画面中央のパネルで動画表示を操作できます。

プレビュー

Preview」をクリックすると「Waiting to preview」と表示されて、プレビューのレンダリングが始まります。レンダリングが完了すると選んだ「PRESETS」の効果が適用された動画をチェックすることができます。

プレビューの表示モードを切り替える

プレビューができ上がると、画面左の3つのアイコンから表示方法を選ぶことができます。

左から1画面表示/ワイプ表示/2画面表示です。

ズームイン・ズームアウトして結果を確認

表示倍率を変更しながらプレビューの仕上がりを確認します。「Back to Input」で設定をやり直すことができます。

外部動画プレイヤーでのプレビュー・仕上がり確認

プレビューファイル横の…をクリックして「Open External Player」を選ぶと、外部の動画プレーヤーでプレビューの仕上がりを確認することもできます。

動画ファイルの書き出し

「OUTPUT SETTINGS」で書き出す動画形式を選択して、「Export」で本番レンダリングの書き出しが始まります。

Topaz Video AIのレビュー

はじめに気になったのは、Video Ehnance AIとVideo AIの違いについてです。

まずStabilization(手ぶれ補正機能)機能についてはかなり強力でいい感じに補正してくれます。「Full-Frame」に設定されている場合は背景が足りないところをなんとなく埋めてくれます。

数値で手ぶれ補正の度合いが調整できるので、画角をあまり変更したくない場合は弱めに調整することも可能です。また、余分なところは別途クロップ(切り抜き)してしまうこともできます。

Frame Interpolation(フレーム補間)とEnhancement(高画質化)が同時に適用できるようになったのも大きなアップデートです。さらに利便性が高まったと思います。

また、複数のプレビューやレンダリングが同時並行でかけられるようになり、レンダリング中もほかの動画の設定ができます。そのためプレビューの計算待ちが減り、作業効率がかなり向上すると思います。

「OUTPUT」欄の[E]がExport、[P]がPreviewを表している

旧Video Enhance AIのスローモーション化も強力でしたが、さらにApollo AIが選択できるようになったことで機能が向上しています。意味もなく動画をスローモーション化するだけでも、おっ!となる出来栄えです。

残念なところはひとつあります。

プレビューはVideo Enhance AIでできていた”4分割”ビューができなくなり、最大でも”2分割”ビューになりました。このため、異なるAIモデル同士の比較をしたい場合は、画面切り替えが必要です。

タスクごとに表示を切り替える仕様になったため、これはこれでわかりやすい面もあります。

Topaz Video AIの価格

Topaz Video AIの価格は$299(約45,000円 2022/10現在)です。

購入は永続ライセンスですが、一年間の無償アップデートが保証されています。

過去に旧Video Enhance AIを一年以内に購入していた場合は、Video AIに無料でアップグレードすることができます。

また、一年間のアップデートライセンスが切れている旧Video Ehnance AIユーザーにも特別価格$149が用意されています。(クーポンがあればさらに割引)

Video AIには、30日間の無料体験版もあるので、動作スピードなどを実際に手元の動画で一度試してみることをおすすめします。

Topaz Video AIのセール・クーポン情報

Topazでは2022年12月2日までブラックフライデーセール中です。
セール対象は以下のとおりです。

  • The Everything Bundle … Photo AI・Video AI・Denoise AI・Sharpen AI・Gigapixel AI の Topaz 全部入りセット
    $757.97→$279
  • Enhance Images … Photo AI・Denoise AI・Sharpen AI・Gigapixel AI の静止画セット
    $458.97→$159
  • Enhance Videos … Video AI 映像向け
    $299→$159

Topazの公式サイトは英語なので、購入に戸惑われる場合は下記を参考にしてください。

Topaz Video AIの購入方法
  1. 公式サイトから製品の
    Buy for $○○」をクリック
  2. 購入製品を確認
  3. 氏名・住所を入力
  4. 支払方法を入力(クレジットカード / PayPal どちらかを選択)
  5. Place order for $○○
    または
    Pay with PayPal」をクリック

日本で発行されたVISAMastercardなどのクレジットカードでも問題なく購入できます。

Topaz Video AIの無料体験版

Topaz Video AIには30日間の無料体験版が用意されています。体験版はフル機能を使うことができますが動画に透かしが入ります。

Topaz公式サイトからTry for freeをクリックしてダウンロードすることができます。

Topaz Video AIに必要なPCのスペック

Topaz Video AIに必要なPCのスペックは以下のとおりです。Windows7・8はサポートされていません。

WindowsMac
OSとCPUWindows10・11
2015年以降のIntel製CPU
2016年以降のAMD製CPU
CPU サポートの場合は 10.14 Mojave 以降
GPU サポートの場合は 10.15 Catalina 以降
メモリ8GB(16GB以上を推奨)8GB(16GB以上を推奨)
グラフィックカードIntel HD 5000 (CPU で実行する場合)
DirectX12が使用可能なGPU
VRAM2GB以上(8GB以上を推奨)
MacOS10.15 Catalina以降が使用可能なGPU
M1 を含むすべての GPU は Mac 10.15 以降でサポートされます
Topaz公式サイトより

Topaz Video AIが対応するファイル形式

Topaz Video AIで扱える動画形式は以下の形式です。

読み込みファイル形式 .avi, .dv, .flv, .m1v, .mkv, .mov, .mp4, .mpg, .mpeg, .mxf, .ts, .vob, .webm, .wmv, .jpg, .jpeg, .png, .tif, .tiff
書き出しファイル形式PreRes 422(.mov), H264(.mp4), H265(.mp4), VP9, TIFF Lossless 8bit/16bit, , PNG 8bit/16bit

Topaz Video AIを高速化する設定

File」メニューの「Preferences」からVideo AIでCPU使用・GPU使用を切り替えられるようになっています。

初期設定では自動的にGPUになっています。CPUかGPUで高速な方があれば切り替えることで、レンダリングの速度アップが見込めます。

Photo AIやGigapixel AIとの違い – 静止画にも使えるのか?-

TIFF形式やPNG形式などの静止画連番の動画には対応していますが、一枚の静止画で試してみたところアプリケーションが反応せず使えませんでした。

静止画を拡大する用途ですと、同じTopaz LabsのPhoto AIGigapixel AIを使った方がよさそうです。

特に効果が出やすい動画、アニメ動画など

私が試した範囲では、以下の動画がTopaz Video AIの効果が最も出やすいです。このあたりは前世代のアプリケーションであるTopaz Video Enhance AIと変わりないと思います。

Topaz Video AIで拡大した時に効果が出やすい動画
  • 人物の顔が映った動画
  • アニメ動画・線画
  • 建物が写っている動画
  • 3DCGでレンダリングされた動画

効果が薄いと感じられる映像でも、単純に従来方式のバイキュービック法などで拡大するよりは、かなりきれいに仕上がります。

Topaz Video AIの日本語版はある?

残念ながらTopaz Video AIには日本語版はありません。現状英語版のみがリリースされています。

まとめ

Topaz Video AIはVideo Enhance AIからさらに進化した動画高精細化アプリケーションです。スタビライザーが搭載されたことでさらに万能感が強化されました。

他に同レベルの高精細化ができるアプリケーションがないため、動画制作の仕事には必要なアプリケーションになったと思います。

Topaz製品はTopaz labs 公式サイトから購入することができます。公式サイト以外は代理店を通すため割高なことがほとんどですので、公式サイトからの購入をおすすめします。

画像アプリケーションについての情報はこちらのページにまとめています。
ぜひご覧ください。

画像アプリケーション
画像を取り扱うアプリケーションの情報をお知らせします。

コメント