2022年からアナウンスがありましたが、「Adobe が Creative Suite 6 (CS6)」と「Creative Cloud (CC) の最初のバージョン」のサポートを2023年1月31日に終了するとのことです。
サポート終了が延期されることになりました。具体的なサポート終了時期は未発表です。
2023/1/31 ログインサポート終了期限を延期いたします。日程については追ってこちらのフォーラムおよびメールにてご連絡いたします。
Adobe公式フォーラムより

「ログインサポート」って?
ログインサポート終了というのは、アプリケーションのオンラインでのライセンス認証ができなくなることを意味しています。
Creative Suite 6 (CS6) と Creative Cloud (CC) の最初のバージョンを購入していた場合はシリアル番号が発行されているのですが、インストール時にオンラインでライセンス認証をしているはずです。
このライセンス認証ができなくなることになります。
Adobe CS6とCCの今回のログインサポート終了における具体的な変化
今回のサポート終了での具体的な変化は、下記の2点になります。
- サブスクリプション(定額課金)サービスで利用している Creative Suite 6 (CS6) と Creative Cloud (CC) の最初のバージョンが利用できなくなる。
- シリアル番号でインストールした Creative Suite 6 (CS6) と Creative Cloud (CC) の最初のバージョンを利用中の場合、使い続けることはできるが新規にインストールできなくなる。
Adobeログインサポート終了についてのよくある質問
すべての Creative Suite 6 (CS6) と Creative Cloud (CC) が対象なのか

Photoshop や Illustrator を含めてすべての「Creative Suite 6 (CS6) 」と「Creative Cloud (CC) の最初のバージョン」が対象です。
Creative Cloud (CC) については現行最新バージョンや、ひとつ前のバージョン、過去にインストールし削除していない二つ以上前のバージョン(CCリリースの最初のバージョン以外)が利用可能です。
既にインストールしている Adobe CS6 は永久に無料で使えるのか

PCに既にインストールし、シリアル番号で認証が完了している Adobe CS6 は永続的に無料で使い続けることができます。
アプリケーションのインストールがされていないものはインストールができなくなるため、今後使いたい場合は事前にインストールしておくなどの対応が必要です。
Adobe CS6 がトラブルで使えなくなった場合
ハードディスクやSSDなどのトラブルにより再度アプリケーションのインストールが必要となった場合、シリアル番号で認証することができません。すなわちインストールすることができなくなります。
どうしても使い続けたい場合は、ディスクのデータをバックアップしておいた方が安全です。
今回ログインサポート終了するもの以外は安全なのか
Adobeが正式にサポートしているのは現行最新バージョンの Creative Cloud (CC) とふたつ前までの Creative Cloud (CC) です。(※個人版とグループ版はひとつ前まで)
三つ以上前のバージョンにはAdobeのサポートがないため、セキュリティ上のリスクがあります。
まとめ
とくに Adobe CS6 は買い切りで永久使用できる最後のバージョンだったため、所持している方も多いと思います。
実は筆者が所有している古いMacにも Photoshop CS6 が入っていて時々使っています。
筆者の場合MacOSのTimeMachineでバックアップをとっているので消えることはないと思いますが、今後再インストールしたくなってもできないことになりそうです。
ログインサポート終了は残念ですが、Adobeもセキュリティ対策などで古いバージョンをサポートし続けるのは大変なのでしょう。

この機会に Adobe CC のサブスクリプションプランに加入する方は、オンライン教材が安価でおすすめです。
個人版はAmazonのセールやAdobeのキャンペーン時に購入するより、オンライン教材とのセット購入の方が安価です。
詳細は以下の記事に書いていますので、興味のある方は読んでみてください。
Photoshopの最新情報はこちらにまとめています。ぜひご覧ください。

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