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レタッチャーになるには? レタッチャーとして活動するために必要なもの

レタッチャーになるには レタッチ全般

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この記事を書いた人

Photoshopと画像・動画アプリケーション情報を発信しています。
美術大学時代に絵画を専攻。独学でPhotoshopを学び、レタッチカンパニー数社を経て現在は東京でCG・動画アーティストをしています。
Adobe Japan Prerelease Adviser。
Mdn「デザインのネタ帳 プロ並みに使える写真加工 Photoshop」共著。

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レタッチャーになるにはどのようなことが必要なのでしょうか。

私はレタッチャー採用側として面接なども担当した経験があります。自分の経験をもとにレタッチャーへのなり方について紹介します。

フォトレタッチャーとして活動するには

レタッチ」や「レタッチャー」とは何かについて知りたい方はこちらの記事からどうぞ

一般的にフォトレタッチャーとして活動するには、まずは

  • どこかの会社に所属してレタッチャーとしての経験を積む
  • デザイナーやアートディレクターとしてレタッチに携わる

のどちらかが必要になると思います。まずはレタッチの仕事の流れをつかむことが必要になると思います。

フリーでいきなりレタッチャーとして活動するのはレアケースだと思います。

レタッチャーに応募するのに経験は必要か

レタッチャーに応募するのにレタッチ経験はかならずしも必要とは限りません。ただ募集要件に要実務経験と書かれていることもしばしばあります。

  • 未経験者可でアシスタントから初めてほしいという会社もあるので根気強く待つ
  • 撮影スタジオや印刷会社などでレタッチもしているところに入る、またはそこで経験を積んでレタッチ会社に転職する

などのケースもあります。

私自身はアルバイトでレタッチャー(当時は画像処理オペレーターという名前の募集でした)として制作会社に入って、三か月後に同じ会社で正社員になり、その後数年を経て転職して専業のレタッチ会社という流れでした。

レタッチャーに必要な能力・あるといい能力

これは「レタッチャーとは」の記事にも書きましたが以下のものがあげられると思います。

  • 描写力
  • 色彩感覚
  • 多くの人が美しいと思えるものを想像する能力
  • お客さんの欲しがっているものを読み取る能力
  • Photoshopスキル

描写力(デッサン力)についてはあると便利です。

例えばレタッチ作業でオブジェクトの陰影を描きこんだり、人物の足元の影を作ったりするときがあります。

撮影された画像から光の方向を読み取って、そのときにどういう影が落ちると自然なのか、ということを想像する訓練ができている人とできていない人では影の作り方が違ってきます。

逆にそこの観察力がもともとある人ならデッサンなどの経験がなくてもすんなり上手なレタッチができるパターンもあります。

Photoshopスキルについては、Photoshop基礎知識のページから学習することができます。

レタッチャーになるのに資格は必要なのか?

正直に言うと、特にレタッチャー採用に役立つような資格があるとは思いません

Photoshop関係の資格はいくつかありますが、資格を持っている人が採用時に有利かというとそうでもないと思います。

Photoshopの基本的な操作ができると有利ですが、レタッチはアートディレクターさんとかデザイナーさんとのやり取りで広告の勘所を覚えていく面が強いので、経験が大事な要素だと思います。

どのようなレタッチ会社に入るのがいいのか

どの業界でもそうだと思いますが、会社の評価がそのままそこにいる社員の技術評価になることが多々あります。

技術的に評価の高い会社に入ることで、そのあとのキャリアに好影響があると思います。

あとは、なるべく長時間労働で体を壊したりしないところに入ってください。

度を越えて頻繁に、同じような求人広告を同じところに出している会社は注意したほうがいいかもしれません。

人が定着する会社なのかどうか、考えましょう。

面接時に残業の頻度を尋ねてみて、自分が許容できる就業環境かどうかを訊ねた方がいいです。(すっきり教えてくれるケースも少ないと思いますが目安にはなると思います。)

日本のレタッチ会社

レタッチャーのポートフォリオ

未経験の場合は特にですが、ポートフォリオ(作品ファイル)をいかに作りこむかで、採用に大きく影響します。

実技試験などを行わない場合、技術力はポートフォリオの作品で評価されます。

作品は数よりは質が高いほうが好まれると思います。少なすぎてもよくないので5作品以上はあった方がいいと思います。

いくら技術を持っていても作品の画像の画質が粗いと技術力が低いと思われがちです。自分で品質の高い画像を用意できない場合は Shutter StockAdobe Stock などのストックフォトサービスで有料の画像を用意して、それを基にサンプルを作るといいと思います。

出来れば技術力がわかるように、レタッチ前・レタッチ後が比べられる方がいいと思います。

レタッチに必要なPC選び

ポートフォリオ作成のために自宅にPhotoshop環境がないという方は、下の記事を参考にPC選びとPhotoshopの契約から始めてみるといいと思います。

レタッチャーの求人の探し方

WEBの求職・転職サイト(リクナビ・マイナビなど)か広告誌コマーシャルフォトの巻末の求人情報、またはコマーシャルフォトの求人情報サイトSWITCHに載っていることが多いです。

あとはレタッチ会社のサイトに「recruit」ページがあることが多いので、直接そこから応募するのもいいと思います。

求人サイトに募集を出していないときでも自社ページで求人はしていることもあるので、まめにサイトチェックすると出ていたりします。

国内のおもなレタッチ会社サイトのURLはこちらにまとめています。ぜひ参考にしてください。

レタッチについてはこちらの記事にもまとめてあります。

レタッチ関係の情報についてはこちらのページにまとめています。ぜひご覧ください。

レタッチ全般
レタッチに関する情報をお知らせします。

 

レタッチ全般

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