Photoshopでネオン文字を作る
今回はPhotoshopで簡単にネオン文字を作る方を紹介していきます。
まずは下のような画像を作るところから説明していきます。
![Photoshopのネオン文字完成例](https://photoshopbook.com/wp-content/uploads/2021/09/neon_image031.jpg)
Photoshopでネオン文字のベースとなる形を作る
「ファイル」メニューから「新規…」で新規画像を作成します。
![Photoshopのファイルメニュー新規](https://photoshopbook.com/wp-content/uploads/2021/09/neon_image001.png)
やり方をなぞりやすいように縦横1000ピクセルで進めていきます。
![Photoshopの新規イメージの設定](https://photoshopbook.com/wp-content/uploads/2021/09/neon_image002.png)
「編集」メニューから「塗りつぶし」で背景のグレーを作ります。
![Photoshopの編集メニュー塗りつぶし](https://photoshopbook.com/wp-content/uploads/2021/09/neon_image003.png)
「塗りつぶし」のウインドウで50%グレーを選んで「OK」で適用します。
![Photoshopで50%グレーの塗りつぶし](https://photoshopbook.com/wp-content/uploads/2021/09/neon_image004.png)
「横書き文字ツール」を選んで、
![Photoshhopの横書き文字ツール](https://photoshopbook.com/wp-content/uploads/2021/09/neon_image005.png)
フォントを選びます。今回は「小塚ゴシックPro6N」を選びます。自分なりにアレンジをしたい場合は別のフォントでも問題ありません。
![Photoshopの小塚ゴシックPro6N](https://photoshopbook.com/wp-content/uploads/2021/09/neon_image006-500x599.png)
オプションパネルで「B」(ボールド)、「400pt」に設定します。ここが「pt」じゃなくて「px」になっている場合も「400px」で問題ありません。
![小塚ゴシックPro6N B](https://photoshopbook.com/wp-content/uploads/2021/09/neon_image007-500x150.png)
画像の中心あたりに、英数で「ABC」と入力します。
![Photoshopで文字をタイプしたところ](https://photoshopbook.com/wp-content/uploads/2021/09/neon_image008-500x498.png)
オプションパネルの「○」で文字入力を確定します。
![Photoshopの文字入力の決定](https://photoshopbook.com/wp-content/uploads/2021/09/neon_image009.png)
レイヤーパネルで「ABC」の文字レイヤーを右クリックして「シェイプに変換」を選びます。これで文字レイヤーをシェイプパスに変換します。
![Photoshopのシェイプに変換](https://photoshopbook.com/wp-content/uploads/2021/09/neon_image010.png)
画面はこのようになります。
![Photoshopのシェイプに変換結果](https://photoshopbook.com/wp-content/uploads/2021/09/neon_image011-500x264.png)
ここでシェイプツールを選び、ABCのシェイプレイヤーを編集します。長方形ツールでOKです。
![Photoshhopのシェイプツール](https://photoshopbook.com/wp-content/uploads/2021/09/neon_image012.png)
オプションバーの「塗り」は左端の斜線を選んで塗らない設定にします。
![Photoshopのシェイプの塗り色変更](https://photoshopbook.com/wp-content/uploads/2021/09/neon_image013-500x373.png)
同じオプションバーの「線」は「グレースケール」フォルダの真っ白を選びます。
![Photoshopのシェイプの線色変更](https://photoshopbook.com/wp-content/uploads/2021/09/neon_image014.png)
同じくオプションバーの線幅を「12px」に設定します。
![Photoshopのシェイプの線幅変更](https://photoshopbook.com/wp-content/uploads/2021/09/neon_image015-500x234.png)
同じくオプションバーの設定で「線端」を丸型に
![Photoshopのシェイプの線端変更](https://photoshopbook.com/wp-content/uploads/2021/09/neon_image016-500x311.png)
「角」を丸に設定します。
![Photoshopのシェイプの線角変更](https://photoshopbook.com/wp-content/uploads/2021/09/neon_image017-500x295.png)
これでABCのネオン管の基本形が出来上がります。
![Photoshopでネオン文字を作るシェイプの変更例](https://photoshopbook.com/wp-content/uploads/2021/09/neon_image018-500x262.png)
Photoshopでネオン文字に発光の効果をつける
出来上がったシェイプレイヤーにレイヤー効果を付けます。
![Photoshopのレイヤーパネルレイヤー効果](https://photoshopbook.com/wp-content/uploads/2021/09/neon_image019.png)
レイヤー効果の画面になったら
![Photoshopのレイヤー効果画面](https://photoshopbook.com/wp-content/uploads/2021/09/neon_image020-500x318.png)
「シャドウ(内側)」のチェックボックスをオンにして、このような設定にして、シェイプラインの内側にグラデーションをつけます。ここは不透明度を濃くしすぎないことがポイントです。
![Photoshopのレイヤー効果シャドウ](https://photoshopbook.com/wp-content/uploads/2021/09/neon_image021.png)
次に「光彩(外側)」のチェックボックスをオンにして、右のような設定にして、シェイプライン外側のグラデーションをつくります。これが発光になります。
![Photoshopのレイヤー効果光彩(外側)](https://photoshopbook.com/wp-content/uploads/2021/09/neon_image022.png)
続いてドロップシャドウのチェックボックスをオンにして、右のような設定にします。これは背景に落ちる影になります。
![Photoshopのレイヤー効果ドロップシャドウ](https://photoshopbook.com/wp-content/uploads/2021/09/neon_image023.png)
ここまででレイヤー効果の設定が終わりです。「OK」で確定します。
![Photoshopのレイヤー効果を確定](https://photoshopbook.com/wp-content/uploads/2021/09/neon_image024.png)
このような発光感になります。もうほぼほぼ完成形です。
![Photoshopのレイヤー効果を適用してネオン文字を作成例](https://photoshopbook.com/wp-content/uploads/2021/09/neon_image025.jpg)
ネオン文字に切れ目を入れる
最後にネオン管独特の切れ目を入れていきます。シェイプレイヤーを選んだ状態でレイヤーマスクを追加します。
![Photoshopのレイヤーマスクを追加](https://photoshopbook.com/wp-content/uploads/2021/09/neon_image026.png)
レイヤーマスクが追加出来たら、レイヤーマスクをクリックしてブラシツールで一部を隠していきます。
![Photoshopのレイヤーマスクの選択](https://photoshopbook.com/wp-content/uploads/2021/09/neon_image028.png)
![Photoshopのブラシパネル](https://photoshopbook.com/wp-content/uploads/2021/09/neon_image027.png)
Dキーで描画色を初期化、Xキーで描画色と背景色を反転して描画色を黒にして、
![Photoshopの描画色設定](https://photoshopbook.com/wp-content/uploads/2021/09/neon_image029.png)
ネオン管の切れ目を入れていきます。一筆書きの要領でつながりを意識して、一筆が終わりそうなところに切れ目を入れると本物っぽくなります。
![Photoshopのレイヤーマスクでネオン文字を削る](https://photoshopbook.com/wp-content/uploads/2021/09/neon_image030-500x422.png)
このような感じになれば完成です。
![Photoshopのネオン文字完成例](https://photoshopbook.com/wp-content/uploads/2021/09/neon_image031.jpg)
Photoshopでネオン文字を作る作例
上の例ではわかりやすいように背景はグレーでやりましたが、例えば下のようにレンガ模様の背景でやると雰囲気が出ます。
![Photoshopでネオン文字効果の作成](https://photoshopbook.com/wp-content/uploads/2021/09/neon_image032.jpg)
こちらは同じやり方で少しアレンジを加えています。背景は暗めに落として、真ん中あたりは少し明るくしておきます。
レイヤー効果を設定したシェイプレイヤーをレイヤーグループの中に入れたら、光彩(外側)をレイヤーグループに対して適用して発光のグラデーションを二重にします。
シェイプレイヤーの発光は狭めのグラデーション、レイヤーグループの発光は広めのグラデーションにすると、グラデーションに強弱がついて光り方がより本物っぽくなります。
ネオン管の近くは強く、遠くに行くにしたがって弱くぼやけるような効果を作ります。
![Photoshopでレイヤー効果を二重にしてネオン文字を作る](https://photoshopbook.com/wp-content/uploads/2021/09/neon_image034.png)
出来上がりが下のような感じになります。フォントが特殊なため、手順は載せませんでしたが、やり方は先ほどと同じです。
![Photoshopでネオン文字効果の応用例](https://photoshopbook.com/wp-content/uploads/2021/09/neon_image033.jpg)
まとめ
今回は文字レイヤーをベースにしてネオン文字にしましたが、ラインツールから自由に直線を作ってそれを光らせたり、曲線に編集してそれを光らせるということもできます。
興味があったら試してみてください。
Photoshopのその他のテクニックについてはこちらにまとめています。ぜひご覧ください。
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