コマーシャルフォト2021年10月号ブツ撮り特集のレビュー

レタッチ全般
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コマーシャルフォト2021年10月号のおもな内容

今号のコマーシャルフォトは特にレタッチがメインの特集ではなかったのですが、撮影とライティングの勉強として購入しました。

コマーシャルフォトは1960年から玄光社さんが発行している広告写真誌です。

特に物撮りのライティングは奥が深い世界なので、知識として持っておくとCGやレタッチの技術に活きてきます。

特集PART1 化粧品プロダクト ライティング

PART1では化粧品撮影の事例紹介です。5人のフォトグラファーが事例をもとにライティング解説をされています。

フォトグラファーは吉田明広さん・新倉哲也さん・国府 泰さん・藤本憲一郎さん・佐分利尚規さん

特集PART2 ブツ撮りエフェクトアイデア

撮影・解説は南雲暁彦さん。被写体の魅力を演出するための“エフェクトアイデア”を紹介。


「プロジェクション」「透過光」「波紋」「カラー」「スモーク」「Angel’s ladder」「パウダー」といった7つのアイデアを用いた作品と合わせて、撮影のポイントを解説されています。

特集PART3 撮り下ろし企画 「卵」を撮る

「卵」をモチーフに8名のフォトグラファーがそれぞれのテーマで撮影されたものを、ライティングセットの紹介とともに解説されています。

KENJI TOMAさん・蓑田圭介さん・渡邉 肇さん・金子親一さん・伊藤之一さん・Hiroさん・アラハマ カズさん・土井浩一郎さん

広告特集

NY ADC賞でGOLDを受賞された、吉田多麻希さん撮影のTOYOTA GR YARIS 「 BORN FROM WRC GR YARIS」の事例紹介です。

 

 

印象に残ったところ

PART1化粧品撮影の事例紹介で佐分利さんの「水を花瓶に投げ入れて撮影」という箇所があったのですが、なるほどそうやって撮っているのか的な発見がありました。

必要とされる絵柄に合わせて、日々様々な撮影方法の試行錯誤がされている様子が目に浮かぶようで興味深いです。

今号の表紙の画像も佐分利さんの撮影とのことです。

表紙もそうなのですが、特集のALBIONのビジュアルの仕上がり画像はさすがに美しく完成度が高いです。是非誌面で見ていただきたいです。ホログラムを使った透過表現は自分も一度やってみたいと思いました。

水の表現方法

CGでも同じようなことができるのですが、流体シミュレーションを使うと水のコントロールが高難度になりますし、シミュレーションを使わずにモデリングでやろうとするとそこそこ高度なモデリング技術が必要なことから、実物の撮影でされているのだと思います。

撮影された水

画像は誌面のものではありません

日本のCG業界でグラフィックに精通しているところが少ないこともあると思います。

日本ではゲーム・映像系のCG会社が多いと思います。
動画の1コマを静止画で切り出せばいいだけなのでは、と思われるかもしれませんが、細部や色へのこだわり、ライティングへのこだわりの必要性が動画と静止画ではまるで違います。
長距離走と短距離走のようなものなので、どちらが大事とか言うものではありません。ただ違いは別の競技というぐらい違います。

雑感

佐分利さんのビジュアルはレタッチまで一貫して受けられているとのことで、レタッチャーとしてはレタッチの方の工程も見てみたいなと思いました。

今回の特集は他の方も含めて、水とプロダクトの組み合わせのビジュアルが多かったです。

レタッチやCGでもよく使われているモチーフなので見て学ぶところは多いかと思います。

 

レタッチ関係の情報についてはこちらのページにまとめています。ぜひご覧ください。

レタッチ全般
このカテゴリーページはレタッチ情報を中心に、画像関係の情報で構成していきます。

 

 

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