Photoshopでカラー写真を古い写真のように加工するレタッチ【Part1】

Photoshopテクニック

撮影された画像を、古い写真のように加工する方法を2回に分けて紹介します。

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古い写真の特徴ってどんなもの?

写真が古く見える特徴はどのようなものでしょうか。必ずしも全部当てはまりませんが、下のようなものがあげられると思います。

  • ハイライトが黄みを帯びていて真っ白ではない、シャドウは青みや茶色みを帯びていて真っ黒ではない
  • 階調が乏しい
  • 写真の周りが暗め(ビネットが強め)
  • 彩度が低く派手な色がない
  • 写真に粒子(ノイズ)が多い

古い写真の例1 

素材画像の準備

それではどう見ても古い写真には見えない、こちらの画像を使ってみたいと思います。

1920×2400ピクセルの画像を使用します。作業をなぞる場合は参考にしてください。

古く見えない画像

色相・彩度とトーンカーブを使って古い写真の感じを出す

上にあげられた古い写真の特徴のうち

  • 彩度が低く派手な色がない

は「色相・彩度」で、

  • ハイライトが黄みを帯びていて真っ白ではない、シャドウは青みや茶色みを帯びていて真っ黒ではない
  • 階調が乏しい
  • 写真の周りが暗め(ビネットが強め)

この3つは「トーンカーブ」でまかなえそうです。

やってみましょう。

まずは「レイヤー」パネルで新規調整レイヤー作成アイコンから「色相・彩度…」を選びます。

「レイヤー」パネルが出ていない場合は「ウィンドウ」メニューから「レイヤー」を選べば出てきます。

Photoshopの調整レイヤー色相・彩度

プロパティパネルが開くので「彩度」を-40に下げます。これだけでもちょっと古い感じが出ました。

Photoshopで彩度を-40に

次に再度レイヤーパネルから「トーンカーブ」を作成します。

Photoshopで調整レイヤートーンカーブを作成

トーンカーブのプロパティで「ブルー」を選んだらハイライト側は下げ、シャドウ側は上げます。

Photoshopのトーンカーブの操作

これにより、

  • 画像の白っぽく明るいところには黄味がかかります。(ブルーが減る=イエローが増える)
  • 画像の黒っぽく暗いところには青みがかかります。
RGB色相環

色の関係性

 

つぎに同じようにして、「レッド」のシャドウ側も少し上げます。これにより

  • 青みがかっていた画像の黒っぽく暗いところに赤みがかかり、紫っぽくなります。

Photoshopのトーンカーブの操作2

だいぶ古そうな感じは出てきました。

トーンの階調がまだ豊富な気がするので、階調を引き伸ばして、高精細さを削いでいきます。

RGB」のカーブで下のように調整します。ハイライトを下げつつ、シャドウを上げたのち、滑らかなトーンにコントラストをつけて、あえて階調を減らしています。

Photoshopのトーンカーブの操作3

トーンカーブで周囲を暗くする

それでは画像の周囲を暗くしていきます。ツールパネルから楕円形選択ツールを選んだら、

Photoshopの楕円形選択ツール

Alt(Option)を押しながら画像の中心から外側に向かってドラッグします。下の円のようになればOKです。

失敗した場合はCtrl(Command)を押しながらZキーで操作を取り消すか、Ctrl(Command)を押しながらDキーで選択範囲を解除してやりなおしてください。

Photoshopの楕円形選択ツールで選択

そのままの状態で再度トーンカーブを作成します。Photoshopの調整レイヤートーンカーブを作成

暗くするトーンカーブを作ります。

Photoshopでトーンカーブを暗くする

レイヤーマスクをクリックしてCtrl(Command)を押しながらIキーでレイヤーマスクを反転します。

Photoshopでレイヤーマスクを反転

そうすると反転された影響で周囲が暗くなります。

Photoshopでレイヤーマスクを反転した結果

レイヤーマスクを選んだまま、「フィルター」メニューの「ぼかし」→「ぼかし(ガウス)…」でレイヤーマスクをぼかします。

Photoshopのフィルターメニューぼかし(ガウス)

ぼかし(ガウス)の数値は250ピクセル程度で「OK」をクリックします。

Photoshopのぼかし(ガウス)設定

周囲を暗くしたトーンカーブはお好みでレイヤーサイズを変えてください。私の場合110%拡大しました。(レイヤーの拡大のやり方は自由変形の記事へ

今回のレタッチはここまでです。

まとめ

Part1の仕上がりは下のようになります。

Photoshopで古い写真にするトーンカーブの工程仕上がり

画像クリックで拡大表示します

次回Part2ではノイズや表面の汚れを追加していきます。

Photoshopでカラー写真を古い写真のように加工するレタッチ【Part2】

 

Photoshopのその他のテクニックについてはこちらにまとめています。ぜひご覧ください。

 

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