Photoshopのチャンネルとは何か、アルファチャンネルの使い方【初心者向け】

Photoshop基礎知識

Photoshopのチャンネルとは何かについて、初心者の方向けに解説していきます。チャンネルっていきなり言われても何のこと?ってなる方もいると思いますが、全然大丈夫です。

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RGB画像とCMYK画像

画像にはRGB画像とCMYK画像があります。

RGB画像

RGB画像はテレビやパソコンで使われています。

映像の写っているテレビを虫眼鏡で見ると赤緑青のつぶでできていますね。あれです。

8bitチャンネルの場合、R(レッド)・G(グリーン)・B(ブルー)各色0~255の256段階の数値で表されます。この画像を作り出しているR・G・Bの三つをカラーチャンネルといいます。RGBは色を足していくと明るくなっていきます。

8bitチャンネルは一般に広く使われています。皆さんがよく目にするPCモニターの画像は通常8bitです。より多くのデータ量・階調が必要な場合に16bitや32bit画像が使われます。16bitや32bitは3DCGや動画で使われることが多いです。

CMYK画像

CMYK画像は印刷データで使われています。

紙に印刷されたものを虫眼鏡で見ると網状の点々でできていますね。あれがCMYKの4色の点々です。

C(シアン)・M(マゼンタ)・Y(イエロー)・K(ブラック)各色0~100%の101段階の数値で表されます。このC・M・Y・Kもカラーチャンネルです。CMYKは色を足していくと暗くなっていきます。KはCMYを使ってインクが黒くなりきれないときに使われたりします。

RGB画像とCMYK画像

今回は画像の編集で一般によく使われる、RGB画像のチャンネルについて説明していきます。

最終的に印刷されるものでも、レタッチとか画像の編集はRGBで行われることが多いです。その後、仕上がったものを印刷会社でCMYKデータに変換されます。

各チャンネルの見え方

今回はこちらの画像で説明していきます。

RGB画像カラフルな染料

RGB各チャンネルを表示してみます。

チャンネルパネルが表示されていない場合は、「ウインドウ」メニューから「チャンネル」を表示します。

Photoshopのチャンネルパネルの表示

チャンネルパネルで下のようにグリーン・ブルーの横の目のアイコンをクリックして消すと、レッドチャンネルだけの表示になります。

PhotoshopでRチャンネルの表示

画像の表示が下のように変わります。

PhotoshopでRチャンネルの表示結果

同じように、グリーン、ブルーチャンネルも他の二つを消すことで、表示することができます。

各チャンネルの表示は下のようになります。R(レッド)G(グリーン)B(ブルー)です。

PhotoshopでRGB各チャンネルの表示

白に近いほどチャンネルの数値が高く、その色が強く出ます。逆に黒に近いほどチャンネルの数値が低くその色が弱いです。

ところでGチャンネルの画像で、左上の黄色い染料のところが”緑の染料のところより白っぽい”のがなぜ?と思われるかもしれません。緑の染料ですからGチャンネルの数値が高いはずですね。

ここで下図の色の関係性を見てみましょう。Y(イエロー)はR(レッド)とG(グリーン)の間にあり、RとGが合わさるとYが強くなるという関係性になります。

つまり強い明るめの黄色の部分はRとGの両方の数値が高くなります。

黄色い染料のところのGチャンネルの数値が高かったのはそのためですね。

RGB色相環

反対にRGB画像で左下の赤い染料のところはBとGがほぼ真っ黒ですね。RがBとGの反対側に位置しているからです。

このように逆の色が何色かとか、隣り合わせの色がどういう色かという関係性も重要です。

ここが理解できているかで色の調整が直感的にできるかどうかが変わってきます。

情報パネルでチャンネルの数値を確認する方法

情報パネルで確認してみましょう。

情報パネルが表示されていない場合は、「ウィンドウ」メニューから「情報」で情報パネルを表示します。

Photoshopで情報パネルの表示

情報パネルが表示されます。

多分初期設定で以下のようになっていますが、一応情報パネルのスポイトアイコンを長押して確認してください。「画像に合わせる」で今のモードに合わせて表示してくれます。

Photoshopの情報パネルの設定

R: G: B: の右の数値が今カーソルがあるところのRGBの各数値です。

Photoshopの情報パネル

それでは下のようにレッドチャンネルだけ表示にしてR(レッド)の数値を見てみます。

PhotoshopでRチャンネルの表示

下のように白っぽいところはR:の数値が高く、最大値の255に近い数値になります。

PhotoshopのRチャンネルの数値表示

逆に黒っぽいところはR:の数値が低く、最小値の0に近い数値になります。

PhotoshopのRチャンネルの数値表示

これで各チャンネルの表示の仕方と、数値の見方がわかりましたね。

厳密に色合わせをするときや、デザインで色の指定をしたいときなどにチャンネルの数値を見る必要がでてくるケースがあります。

アルファチャンネルとレイヤーマスク

チャンネルパネルで表示されるものにはRGBやCMYKの「カラーチャンネル」以外に、「アルファチャンネル」と「レイヤーマスク」があります。

RGBやCMYKは下の図の「カラーチャンネル」のところに表示されます。これはここまで見てきたように画像の表示に影響する各チャンネルです。

チャンネルパネルの表示要素

「レイヤーマスク」と「アルファチャンネル」は、「カラーチャンネル」のすぐ下に表示されますが、「カラーチャンネル」とは全く別のものです。

レイヤーマスク

「レイヤーマスク」は今選んでいるレイヤーにかかっているレイヤーマスクです。レイヤーマスクはチャンネルパレットでは、今選んでいるレイヤーのものしか表示されません。

こちらも256階調なのはR・G・Bと同じです。白くなっているところはそのレイヤーが表示されて、黒くなっているところは非表示ですね。グレーのところは濃度によって半透明の度合いが変わります。

レイヤーマスクについてはレイヤーの記事でもう少し詳しく書いています。

アルファチャンネル

「アルファチャンネル」も256階調なところは同じです。

こちらは簡単に言うと選択範囲・マスク置き場です。ここは取っておきたいというマスクを保管しておくことができます。下のように一つだけでなく複数置いておくことができます。

Photoshopの複数チャンネル保持

それではどのように使うのかというと、チャンネルをクリックして下のようにグレーにしておいて、下部の丸の点線のアイコンをクリックすることで、チャンネルの階調を選択範囲にすることができます。

チャンネルのアイコンをCtrl(Command)を押しながらクリックしても、同じようにチャンネルを選択範囲にすることができます。
Photoshopのチャンネルから選択範囲に

逆に、選択範囲が設定されているときに、その右の四角が丸でくりぬかれているアイコンをクリックすると今選んでいる選択範囲の階調のアルファチャンネルが作成できます。

Photoshopの選択範囲をチャンネルに変換

以上がPhotoshopのチャンネルの説明となります。

アルファチャンネルは初心者の方にはちょっと難しい概念かもしれないですが、白黒画像の保管場所という認識でいいと思います。

その白黒画像を選択範囲に流用できますよってことです。

何か理解がつまったところなどがあったらコメント欄でぜひ教えてください。

チャンネルを使った画像の切り抜きの仕方については下記の記事で紹介しています。

また、トーンカーブの解説記事でもチャンネルについて説明しているので、チャンネルについて理解を深めたい方は読んでみてください。

Photoshopの基本的な使い方はこちらにまとめています。初心者の方にもわかりやすいようにまとめていますのでぜひご覧ください。

Photoshop基礎知識
このカテゴリーページはPhotoshopの基本機能・基本操作について覚えやすい習得順となるように記事を構成しています。

 

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