レイヤーとは?Photoshopのレイヤー機能解説【初心者向け】

Photoshop基礎知識

Photoshopの重要な機能にレイヤー機能があります。

主に初心者の方に向けて基本的なレイヤー機能を解説していきます。

長い解説になりますが、Photoshopを使いこなすときに最も重要だと言ってもよいところなので、わからないところがあったらよく理解しておいた方がよいと思います。

スポンサーリンク

レイヤーとは

例えば下のような絵があります。

Photoshopのレイヤー見本

こんな絵柄の時はレイヤーはこのよう組むことが多いです。

Photoshopのレイヤー構成

これを斜めから見るとこんな感じです。つまり層(layer:レイヤー)として重ねるということです。

Photoshopのレイヤー概念図

上のレイヤーの透明な部分は下の層が見えてくる、それが重なっている状態ですね。

なぜこの機能を使うかというと、

例えば上にのせているNightという文字を別の文字に変更したいときに、レイヤーになっておらず一枚絵の状態だと、文字を一度消す作業をしてから再度乗せないといけないですね。

また例えば、一番下になっている夜景の色だけ変えたいとき、文字と白のベタ塗りの部分だけよけて色調整しないといけなくなりますね。

このような煩雑さを、画像を層として持っておくことで楽にするという意味でレイヤーが使われています。

レイヤーパネルの操作

ではレイヤーパネルの操作を見ていきます。

レイヤーフィルター

Photoshopのレイヤー検索フィルター

まずここですが、レイヤーの数が多くなってきたときにレイヤーの種類や名前で絞り込むことができます。

Photoshopのレイヤー検索フィルターの選択

ブレンドモード

Photoshopのレイヤーブレンドモード

レイヤーは「通常」、レイヤーグループは「通過」が初期の状態です。

ここを変えることで様々な効果を出すことができます。各ブレンドモードについては後述します。

不透明度と塗り

Photoshopのレイヤー不透明度と塗り

ここで個々のレイヤーの透過の度合いを変化させます。

初期は100%になっています。

「不透明度」と「塗り」は一見同じような透過度合いに見えますが、レイヤー効果を使った時に違いが出ます。特殊なことをしない限りは「不透明度」で変えておくといいです。

レイヤー効果で文字にドロップシャドウをつけたものです。

Photoshopのレイヤー不透明度100%塗り100%

下のように文字レイヤーの不透明度を30%まで下げたときは、レイヤー効果のドロップシャドウも同じように30%になります。

Photoshopのレイヤー不透明度30%塗り100%

また下のように文字レイヤーの塗りを30%まで下げたときはレイヤー効果のドロップシャドウは100%のまま、文字だけが30%になります。

Photoshopのレイヤー不透明度100%塗り30%

レイヤー効果の内容については後述します。

ロック

レイヤーを誤って編集しないようにロックが掛けられます。

左から透明部分のロック、ピクセルのロック、位置のロック、アートボードのロック、全てのロックです。

Photoshopのレイヤーのロック

レイヤーの表示・非表示

Photoshopのレイヤーの表示・非表示

各レイヤーの左側の目のアイコンでレイヤーの表示・非表示を切り替えられます。

Alt(option)を押しながらクリックでそのレイヤーだけ表示します。

もう一度同じところをAlt(option)を押しながらクリックで元の状態に戻ります。

 

次に下部のボタンについてです。

Photoshopのレイヤーパレットの下部のボタン

リンク

Photoshopのレイヤーリンクボタン

複数レイヤーをSHIFTを押しながら選んだ状態にして、リンクボタンを押すとリンクが設定されます。リンク状態になるとリンクされたレイヤー同士の位置が追従するようになります。

レイヤー効果

Photoshopのレイヤー効果ボタン

主にレイヤーの周囲に様々な効果を与えます。レイヤー効果の内容については後述します。

レイヤーマスクの追加

Photoshopのレイヤーマスクボタン

レイヤーにレイヤーマスクを追加します。選択範囲を設定した状態で押すと、その範囲のレイヤーマスクが作られます。レイヤーマスクについては後述します。

調整レイヤーの作成

Photoshopの新規調整レイヤーボタン

レイヤーの色調を変える調整レイヤーを作成します。調整レイヤーの内容については後述します。

レイヤーグループの作成

Photoshopのレイヤーグループボタン

レイヤーパネル内にフォルダを作って整理することができます。

ここにレイヤーをドロップすることで、ドロップした複数のレイヤーをまとめることもできます。

新規レイヤーの作成

Photoshopの新規レイヤーボタン

新規レイヤーを作成します。初期状態では全透明のレイヤーになります。

また、ここにレイヤーをドロップすることでレイヤーの複製が行えます。

レイヤーの削除

Photoshopのレイヤー削除ボタン

選んでいるレイヤーを削除します。レイヤーをここにドロップすることでもレイヤーの削除を行えます。

レイヤーパネルメニュー

Photoshopのレイヤーパネルメニュー

ここでも各種レイヤー操作が行えます。

主にレイヤーの結合、統合などを覚えておくといいと思います。

レイヤーマスクについて

Photoshopのレイヤーマスク

レイヤーの一部を隠すことができます。レイヤーマスクの白で塗られたところは表示、黒で塗られたところは非表示になります。グレーのところは半透明です。

元の画像は残しつつ、後から表示させたり隠したりを調節できるので便利です。

例えば先ほどの「white」のレイヤーの上から4/5ぐらいを矩形選択ツールで選択して、レイヤーマスクボタンを押すと上4/5だけを見せるレイヤーマスクが作られます。

手順は下に図示します。

Photoshopの矩形選択ツール

矩形選択ツール

Photoshopの矩形選択

選択範囲を作って、レイヤーマスクボタンをクリック

Photoshopのレイヤーマスク

レイヤーマスクが作られます

ちなみに、

Alt(Macはoption)を押しながら、レイヤーマスクをクリックでレイヤーマスク表示。
Ctrl(Macはcommand)を押しながら、レイヤーマスクをクリックでレイヤーマスクの範囲の選択範囲が作成できます。

Photoshopのレイヤーマスクから選択範囲の作成

Photoshopのレイヤーマスク表示

レイヤーのクリッピング

Photoshopのレイヤーのクリッピングマスクを作成

レイヤーを選んでレイヤーメニューから「クリッピングマスクを作成」で、レイヤーを一つ下のレイヤーの形で切り抜くことができます。

Photoshopのレイヤーのクリッピング例

レイヤーパネルでAlt(option)を押しながら二つのレイヤーの境目をクリックしても同じ操作ができるのでこちらの方が楽です。

Photoshopのレイヤーのクリッピングのやり方

レイヤーのブレンドモード

レイヤーを重ねたときの重なり方を変えることができます。

通常だと普通に重なるだけなのですが、重なった部分だけ明るくしたり、暗くしたり、色を変えたりできます。

Photoshopのレイヤーのブレンドモード

赤枠は私がよく使うものです。(個人差があります。)

画像の右側に書いたのは大まかにどのように影響するかです。

選んでいるのがレイヤーグループの場合、「通常」というブレンドモードも選べます。「通常」にした場合、調整レイヤーがグループの中にだけ影響するようになります。

レイヤーブレンドについては一気に全部覚えようとするのではなく、主要な3つから覚えていくと気分が楽です。以下の記事で説明しています。

 

次にレイヤーの種類です。

Photoshopのレイヤーの種類

レイヤーにはいくつか種類があり、その種類によってアイコンが変わります。

調整レイヤー

トーンカーブや色相・彩度などの色補正効果をレイヤーとして作成します。

該当の調整レイヤーより下のレイヤーは全てその調整レイヤーの影響を受けます。

以下のような種類があります。

Photoshopの新規調整レイヤー

シェイプレイヤー

図形データです。シェイプツールによって作られたレイヤーです。

Photoshopのシェイプツール

文字レイヤー

文字ツールで作られたレイヤーです。

Photoshopの文字ツール

スマートオブジェクト

レイヤーパネルでレイヤーを右クリックすることで、レイヤーをスマートオブジェクトにすることができます。

photoshopのスマートオブジェクトの作り方

スマートオブジェクトには以下の利点があります

  • 元のデータを保持したまま変形や拡大縮小を行える。
  • 一つのスマートオブジェクトを編集するだけで、コピーしたスマートオブジェクトを編集できる。

スマートオブジェクトについてはこちらの記事にまとめています。

レイヤー効果の使い方

Photoshopの新規レイヤー効果

レイヤーパネルでレイヤーを選んでいる状態で、上のようにfxボタンを押すとレイヤー効果を選ぶことができます。

レイヤー効果はレイヤーの周囲を光らせたり、レイヤーの周りに影を付けたり、レイヤーに凹凸感をつけたりできます。

各効果の色やパーセンテージは後で変えられます。

ベベルとエンボス

ベベルとエンボス

境界線

境界線

シャドウ(内側)

シャドウ(内側)

光彩(内側)

光彩(内側)

サテン

サテン

カラーオーバーレイ

カラーオーバーレイ

グラデーションオーバーレイ

グラデーションオーバーレイ

パターンオーバーレイ

パターンオーバーレイ

光彩(外側)

光彩(外側)

ドロップシャドウ

ドロップシャドウ

以上でレイヤーの全般的な解説は終わりです。

 

Photoshopの基本的な使い方はこちらにまとめています。初心者の方にもわかりやすいようにまとめていますのでぜひご覧ください。

Photoshop基礎知識
このカテゴリーページはPhotoshopの基本機能・基本操作について覚えやすい習得順となるように記事を構成しています。

 

Photoshop入門用のおすすめ書籍はこちら

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でPhotoshop Bookをフォローしよう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました